PiXiV-182

『メガザード』

投稿日2010年08月18日 01:21

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【第二次ピクロボ大戦】参戦第30弾。
秘密結社DDは防衛側で参加!!

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『コンディショングリーン。発進準備完了です。ドーリス様』
『うむ。では出撃だ』

仮面結社軍機動要塞フィストメサイアから100m近い大型の機体が姿を現す。
秘密結社DDの特殊機体、メガザードであった。
その複座の操縦席には首領ドーリス、軍師ダーレス自らが搭乗していた。
9機の親衛隊仕様のワルザードがメガザードの周囲を併行して護衛に当たっている。
そしてそのメガザードに付き従うように4隻の船が姿を観せた。
1000m級のずんぐりした艦体から輸送艦と想われる4隻であったが、すぐにその内の2隻が回頭して進路を変える。
その進路はイデア地上、対イグナスネイグ戦の戦場であった。
残る2隻はそのままメガザードに追従する。

『…でも【仮面結社軍】が虚竜軍に抗する力を得るために造られたモノだったなんてね…』

ふと、ドーリスが呟く。
コクピット内は2人だけとあって、すっかり素に戻っているドーリスである。

『…我等の目的とて【世界支配】などではなかったのだから、お互い様ではあるのだがな…』

ダーレスが応える。
彼等もまた、表向きの目的に隠した野望を持っていたのである。

『なんにせよ。イデアの民にはいずれ我等が達成する偉業を称え、語り継いでもらうコトになるのだ!』
『虚竜軍だろうが何だろうが、イデアを勝手に滅ぼされては困るのよね!!』

そしてメガザードと2隻の輸送艦は対イグナガンテ戦の最前線へと進路を向けたのである…。
ドーリス、ダーレスの野望、ソレについてはまたいずれ語る時もある…
かも知れないような気がする今日この頃である…。

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