PiXiV-070

『王の帰還』

投稿日:2009年01月04日 12:15

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【全環境対応カモノハシ型怪ロボット-きんぐ・かもにょげらー】

第1次ピクロボ大戦において秘密結社軍に所属していた
秘密結社『ロストブラッド』の怪ロボット『かもにょげらー』。
その進化した姿である。
全高22.22m 全長22.22m 全幅22.22m

ラストサマー戦において『かもにょげらー』は異世界軍所属の
『ペンギヌス』を激闘の末に打ち倒し、因縁の対決に終止符を打ったが
自身もツインエンジンの片肺を破壊され一時撤退を余儀なくされた。

かくして第1次ピクロボ大戦での『ロストブラッド』の戦いは終わったかに観えた。
しかし、この時点で秘密結社軍は4勢力の中でも最も劣勢に置かれており、
このままでは秘密結社軍の勝利、ひいては『ロストブラッド』の悲願、
ティスカリ家再興の夢も水泡に帰す。

『ロストブラッド』は総力を挙げ、『かもにょげらー』の修理に取り掛かった。
と同時に、かねてより計画中であった『かもにょげらー』強化案
『きんぐ・かもにょげらー計画』も実行されるコトとなったのである。

『きんぐ・かもにょげらー計画』は以前より準備されており、パーツの製作も進んでいた。
だが、メインエンジンの出力不足と云う難問があり、計画は中断していたのである。
撃破した『ペンギヌス』の機体を回収した『ロストブラッド』は、
奇跡的に無傷であった『ペンギヌス』の超高性能エンジンを『かもにょげらー』に移植。
問題であった『メインエンジンの出力不足』を解決したのである。

遂に『かもにょげらー』は空戦能力のみならず自力での
大気圏突破、宇宙戦闘の後、大気圏突入まで可能な
全環境対応型怪ロボット『きんぐ・かもにょげらー』として生まれ変わったのである!

外観上の大きな違いは背部に赤いマント状の高機動用ブースタユニットが
追加されたコトと、キラッと光る王冠である。
ま、王冠は単なる飾りであるが。
機体自体も一回り大型化しており、パワーは数段アップしている。

武装は、旧来の『かもにょ・あるてぃめっと・くらっしゃー』『かもにょ・ばすたーど・くろー』
『かもにょ・ぶらっでぃ・にーどる』を各々強化してそのまま装備。
ソレに加えて超硬度素材製である『ペンギヌス』のフリッパーを
利用して造られた破邪の霊槍『けもにょの槍』を装備している。

改造を終え、ラストサマー戦終結の間際に再出撃した『きんぐ・かもにょげらー』だったが、
一度も会敵するコトなく、謎の消失事件に巻き込まれ14年後の世界に転移してしまった。
転移直後は元の時代に還るためフリーで活動していたが、
とある理由から民間独立軍に参入するコトになる。

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BaCK