PiXiV-018

『ペンギヌス』

投稿日:2008年07月30日 19:03

異世界軍の製造したペンギン型ロボット。

圧倒的な科学力を持つ筈の異世界軍が地球侵略にてこずる理由を解明するために、
敢えて地球製ロボットの設計データを元に製造された。
元となったロボットは、秘密結社軍の『かもにょげらー』である。
機体サイズは『かもにょげらー』とほぼ同じだが、尾が短い分、全長は短い。
また、動力源は異世界の技術で作られた超高出力エンジンに変更されており
『かもにょげらー』の数倍のパワーを誇る。
もちろん水陸両用で更に飛行能力も持っているが、
ペンギン型なのに飛行能力を持たせてしまうあたり、
異世界軍はまだまだ地球のコトが良く判っていないと云えよう。

そして異世界軍が侵略にてこずる理由もソコにあった。
異世界軍の兵器は、300℃の高温・1000気圧の高圧などの
極限環境下でも稼動できるように作られている。
しかしソレは地球圏では必要の無い機能であり、
戦闘においては余計なデッドウェイトを抱え込むに等しい。
当然、地球製ロボットは地球圏での活動に最適な設計をされており、
ソレが大きなハンデとなっていたのだ。

ムーンベース戦では共闘した異世界軍と秘密結社軍であったが、
『【ある物】を手に入れれば地球が滅びても構わない』とする異世界軍の考えに秘密結社軍が反発、
ラストサマー戦において『ペンギヌス』と『かもにょげらー』は壮絶な闘いを繰り広げるコトとなった。

操縦系統は『かもにょげらー』と同じくモビルトレースシステム。
異世界軍の技術により尾の動きは自動化、
ペンギヌスの槍などの特殊武器は音声入力となっており、搭乗者は1名のみとなっている。
但し、そのためにパイロットが喋るとクチバシも連動して動き、非常に楽しい。

BaCK